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仏教質問箱布教誌『宝塔』に連載中の「仏教質問箱」より

お香についておしえて下さい。

布教研究所所員・旭川 妙光寺住職 椿澤舜寬




 お香とは、良い香りの成分を多く含んだ木や、その樹皮、あるいは花などから製するもので、火にくべて香を出したり、身に塗ったり、地面や壁に塗り、さまざまの用法があります。 お香の種類は、白檀香(びゃくだんこう)・沈香(じんこう)・伽羅(きゃら)(沈香の最上級品のこと)、数種の香木(こうぼく)を細かく刻んで調合した抹香(まっこう)などがあります。香木を粉末状にして練合(ねりあわ)せて長い棒状にしたのが線香(せんこう)です。

  原産地は、酷暑の国々。白檀香は、インド・インドネシア.南太平洋(ニューギニア・フィージー・トンガ・ハワイ)など、広範囲に採取されますが、最も香(かお)り高く有名な産地はインドです。油成分も多く非常に強い香がします。沈香は、ベトナム・カンボジア・タイ・インドネシア.マレーシアと東南アジアに集中しています。なかでもベトナム産は、古来から香り高い高級品として珍重されています。

  インドでは、臭気に対する配慮から、塗香(ずこう)(手などに塗る)がおもに用いられていたとされています(『大智度論(だいちどうん)』)。

  お香は、わが身の邪気(じゃき)を浄化(じょうか)するため、また仏法(ぶっぽう)の功徳(くどく)を香にたとえたものとされています。ですから安い薫(かお)りの悪い・喉(のど)にさすようなお香(線香)ではなく、香り高い香を日々使いたいものです。

 

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