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仏教質問箱布教誌『宝塔』に連載中の「仏教質問箱」より

厄年はどのように暮らしたらいいのですか?

田辺金吾

 厄年とは、人間の一生のうち男女ともに災難に遭うおそれが多いので忌み慎むべきであるとしている特定の年齢(数え年)をいう。

 科学の発達した今日、この考え方は古いようでいて、現在でも私たちの暮らしの中に息づいており、厄払いのため寺院や神社に参詣するほか、いろいろな厄払いの形が各地に残っている。また、何歳を厄年にするかは、時代や性別によって異なっている。七と九の年まわりでは、男女ともに災厄がありがちだという考え.方もある。

 今日では、一般的に次の年齢が、厄年とされている。

 男性 二十五歳 四十二歳
 女性 十九歳  三十三歳
 男性六十一歳、女性三十七歳を含む考え方もある。

 特に男性四十二歳、女性三十三歳を大厄といい、最も重い厄年で、その前後の年を前厄、後厄といい、三年間忌み慎まねばならないとされている。

 日蓮大聖人は四条金吾夫人が三十三歳の厄を迎えた時、「三十三の厄は転じて三十三のさいはひとならせ給うべし」(四条金吾殿御返事)と説き示され、法華経を信仰すれば七難即滅・七福即生といわれ、三十三の厄は転じて三十三の幸いとなると記されている。昔は女性の三十七を大厄とみていたようで、四条金吾夫人が厄年の除厄を祈念して釈迦像を造立供養されたことへのご返事で「今の日眼女(にちげんにょ)は三十七のやくと云々。・・・・一切の女人釈迦仏を造り奉れば、現在には日々月々の大小の難を払ひ後生には必ず仏になるべし」(日眼女釈迦仏供養事)と説き示され、厄年の災難には法華経を信仰すれば災いは必ず退散し後生(ごしょう)まで救われるとお述べになっている。  多くお寺や神社にお詣りするのではなく、真の仏、本仏釈尊を信仰し、自分自身でお題目を唱え祈り捧げることが、「福とする」ための、法華経信仰の肝要といえる。

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