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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

一念三千の法門をふりすすぎ(振濯)あてたるは大曼荼羅なり

解説:鈴木顕正

一念三千の法門をふりすすぎ(振濯)あてたるは大曼荼羅なり

 一念三千とは何でしょう。私達衆生の世界には、十界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上・声聞・縁覚・菩薩・仏)があります。この十界は、例えば人間の心にも地獄や仏などの他の世界を具しているように、それぞれお互いに他の十界を具し、百の世界となります。これを十界互具といいます。

 またこの百界も、それぞれ十如是(相・性・体・力・作・因・縁・果・報・本末究竟等)という因縁因果の変化をくり返して千如是となります。

 そしてこれら千如是も、それぞれ三世間(国土・衆生・五蘊(ごうん))という様々な環境の中で影響し合い存在しておりますので、三千の世界といいます。以上の三千という多数の世界は、すべての心の中に具わっていることから、一念三千と申すのです。そして、迷いの一念三千、悟りの一念三千、慈悲救済の一念三千・・・・・・。

 大聖人さまは本仏お釈迦さまの

 「一念三千の法門はただ法華経の本門寿量品の文の底にあり」

 と述べられました。つまり、本門寿量品において、本仏お釈迦さまの大慈大悲の一念三千に救われた世界が開かれるのです。

 私達が拝しますご本尊さま(大曼荼羅)には、私達衆生の全てが救われた「一念三千の法門」の肝要が図顕(ふりすすぎたて)され、私達は本門寿量品のお題目を有り難く唱えさせて頂くのであります。

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