• ホーム
  • 法華宗(陣門流)とは
  • 法華宗の行事
  • 法華宗寺院
  • お問い合わせ

日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

釈迦如来は此等衆生には親也 師也 主也

解説:藤本典行

釈迦如来は此等衆生には親也 師也 主也

 この文の前に、法華経の譬喩品第三の文句「今この三界は皆これ我が有なり。その中の衆生はことごとく我が子なり。・・・・」をあげています。

 そして、その心はお釈迦さまは私たちの親であり、師匠であり、主人であるとのべています。親は慈愛をもって子を育て、子が正しい道を歩み自立していくことを願い育てます。師匠は自分の身につけている技術や知恵を弟子に教え受け継ぐよう教育します。また主人はその家の舵取りです。家族全員が幸せに暮らしていけるように、さまざまな工夫をこらしながら、羊飼いが、大きな羊の群を、おいしい餌のある放牧地に誘導するようなことでありましょう。

 ここでの親とは、この三界(欲界、色界、無色界)という欲望にとらわれている世界、物にとらわれている世界、欲望や物から解き放された世界を生きている私たちを、慈愛をもって見つめているお釈迦さまです。そして、師匠として、正しい知恵を与え、また主人として仏道として本来の道を歩むように指導しているのです。本来我々の心の中には「仏心」があります。その仏心こそ、本仏釈尊であり、その心に従って生きていくことが仏教徒のつとめであります。

 人は「怠けごころ」をもっています。しかし、その心を「だめだ」と威嚇する心も同時に持っています。そのところに、主、師、親の三徳を備えた本仏釈尊がおられるのではないでしょうか。

一覧に戻る

上へ戻る