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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給へ

解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給へ

 今年最後のお言葉は、文永十年(一二七三)、弟子のさいれんぼうてた『しょほうじっそうしょう』からの一文です。

 この世で一番大切なご本尊を信じてください

 私もお檀家さんにときどきご本尊について質問されます。

 ご本尊は皆さまの家の仏壇の中心に掛かっている小さい掛軸です。ご家庭によっては仏像のこともありますが、今回は掛軸に書いてある内容について書きたいと思います。

 これは法華経の中の寿量品というお経の内容を表しています。まん中の大きな南無妙法蓮華経を中心に、左にお釈迦さま( 釈迦如来)と右に多宝如来がいらっしゃいます。このお二方でお題目の大切さの話をしている様子を、十の世界(十界)からの代表者(一番下は地獄界のだいだっから、餓鬼界の鬼子母神、そして上は菩薩界のじょうぎょう菩薩など)が聴いている世界を表しています。そして四隅には、天界から毘沙門天など四天王が、皆が話を落ち着いて聞けるように守っています。

 皆さまの中には生前に自分のお戒名を入れていただいたり、先祖代々と入っているご本尊をお持ちの方もあると思います。その場合自分やご先祖もその中に加わってお話をきいているのと同じこととなります。

 だいしょうにんがお書きになって現存するもの、百二十数幅といわれています。表現はさまざまですがその世界観は変わりません。

 お寺の本堂のご本尊もその世界を仏像で表現しています。お家にあるお仏壇もご本尊を飾ることでお寺と同じ空間となります。お位牌にまつられる、ご先祖さまもその世界に入っていつも法華経を聞いていることになります。そして、お経のパワーを常にたくわえ私たち子孫を守ってくださっているのだと感じます。

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