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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

肝心たる題目を我も唱え人にも勧む

出展:妙密上人御消息(聖壽五十五歳 昭定一一六六頁)
解説:学林教授・中原本門寺住職 光林孝玄

肝心たる題目を我も唱え人にも勧む

 今月のご聖訓(せいくん)は、大聖人が、鎌倉の妙密夫妻に信心の大切さを伝えられたお言葉です。
 一人の信心は大海の一露(いちろ)のようなものなるも、その功徳(くどく)が自他ともに積み重ね続けるならば、やがて甚大(じんだい)なる功徳の大海になろうと。
 かっての敗戦後の混迷の時代、長野県の某少年院では、他の少年院の収容者再収容率が六十%という平均値の中で、再収容率を七%にまで押さえていたといいます。
 この「魔法」は二つのことの実践によることが知られています。
 一つは、すべての人間の心に宿る「み仏(ほとけ)の心」を信じ、どんな子どもをも決して見捨てず、深い愛情を注ぐこと。もう一つは、子どもたちの各部屋に仏壇を設置して、合掌する機会を与えたことです。
 自他に信心を育(はぐく)むことが、どれほど有難(ありがた)き力でありましょう。
 人心は、合掌し互いに敬愛し合うならば、決して粗末な心は育まれないのであります。
 お題目の中に、私たち一人ひとりの生命は、「仏の子」として、み仏に守られ、慈愛を注がれております。そして、この生命が、天地の恵み・他者とのつながり・み仏のお蔭によることに気づくならば、おのずと人心は淳善(じゅんぜん)なる方向へと導かれるものでありましょう。
 私たちの日々はお題目の絆(きずな)に守られております。大聖人の精神を貴(たっと)び、自他の幸福を祈り「お題目の輪」を広げていくことに精進(しょうじん)させていただきましょう。

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