• ホーム
  • 法華宗(陣門流)とは
  • 法華宗の行事
  • 法華宗寺院
  • お問い合わせ

日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候え

出展:九郎太郎殿御返事(昭定一六〇三頁)
解説:学林助教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

但南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候え

 ここで述べられる「佛になる」とは、どういう意味でしょうか。一般に「成仏」といえば「死ぬ」ことと捉えられがちですが、本当はそうではありません。この現世において仏の心をもって生活すること、それが真の成仏です。でも、とてもむずかしいことですよね。
 大聖人はこのお手紙で、成仏の方法を明確に示されました。すなわち『南無妙法蓮華経』の七字を一心に唱えるということです。
 お釈迦さまは八十年のご生涯で数えきれないほど多くの教えを説かれました。しかし真実の教えは入滅前の八年間に説かれた『妙法蓮華経(法華経)』だけであり、その他の般若経などの教えは法華経の露払いにすぎなかったのです。
 さらに法華経においても本来のお釈迦さま(久遠の本仏)の立場で説かれたのは『如来寿量品』のみなのです。寿量品の自我偈には「我常に此に住すれども諸の神通力をもつて顛倒の衆生をして近しといえどもしかも見えざらしむ」とあります。本仏さまは、じつはいつも私たちのそばにおられ、その姿は見えないけれども常に私たちを見守ってくださっているというのです。このように永遠のご加護を約束された教えは『法華経』をおいて他にはありません。
 すなわち、寿量品を包む法華経に南無(帰依)することで、本仏さまと私たちが一体になる。これこそが真の成仏なのです。
 具体的には本門寿量品の肝心である『南無妙法蓮華経』の唱題行が成仏の実践方法です。

一覧に戻る

上へ戻る