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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

南無妙法蓮華経と申さば必守護し給べし

解説:松吉範員

南無妙法蓮華経と申さば必守護し給べし

 このお言葉は、大聖人が佐渡に配流された時、一ノ谷にてご述作になった祈祷鈔の一節です。

 大聖人様は法華経の行者が諸仏諸天によって、常に守護されていることを法華経によって確信しておられました。

 法華経の法師品には常に釈尊と諸仏の守護があると説かれ、さらに法華経の行者に危害を加える者があれば、変化の人(仏天が仮に人間の姿となるもの)を遣わして守らせようと釈尊が約束しておられます。

 この他にも行者守護が説かれてあります。このことは、悪世において法華経修行の難しさを強調するだけではなく、不屈の態度で法華経を行ずる者には、必ず本仏釈尊・諸仏・諸天等が守護してくれることが明されております。

 大聖人様は、大難四カ度といわれる松葉ヶ谷・伊東・小松原・竜ノ口佐渡のご法難を受け、生命の危機を免れ、一層諸天の守護を確信された説き、この祈祷鈔を著されたのでした。

 そしてこの一節の意味は「南無妙法蓮華経は本仏様の名であり、体であり、魂であり、全てが具足されていれ、これを唱えれば法華経の会座に集まっていた一切の仏・菩薩・諸天善神等が守ってくれるのである」というものであります。大聖人様は諸仏菩薩等の守護を確信されておられたので、祈祷鈔の中で、どのような事が起こるとも法華経の行者の祈りが叶わぬことはない。

 法華経の行者を諸の菩薩、諸天等が十回の内一回でも守ってくれなければ釈尊を軽視し、また菩薩界から地獄界の全てを、だました罪となるとまでおっしゃっておられます。この仏天の行者守護は法華経弘通のための助行であって、諸欲にかられた欲望満足のためには応じてくれないのは当然であります。

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