• ホーム
  • 法華宗(陣門流)とは
  • 法華宗の行事
  • 法華宗寺院
  • お問い合わせ

日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経の題目は八万聖教の肝心一切諸仏の眼目なり

解説:門谷東生

法華経の題目は八万聖教の肝心一切諸仏の眼目なり

 このおことばは、文永三年(一二六六)一月、大聖人さま四十五歳の時、房州清澄寺で著述された御書の一節です。

 この御書を与えられた人物は、大聖人さまのお母君ともお伯母君とも伝えられていますが、定かではありません。ただ、熱心な念仏信者であった女性に送られたものであることは確かであり、その趣は、念仏信仰を捨てて法華信仰を勧められたところにあります。

 ところで私たち衆生には、八万四千という多種多様な煩悩があるといわれます。それを滅するために、仏さまは八万四千の法門(教え)を説かれました。この八万四千の法門を、八万法蔵・八万聖教などと申します。八万四千という数字は実際の数字ではなく、インドで多数を表す場合に用いられる数字です。したがって八万聖教とは、仏さまの説かれたすべての教えという意味になります。

 法華経の題目は、お釈迦さま一代五十年の説教である八万聖教の肝心要(かなめ)なのです。過去・現在・未来の三世の諸仏は法華経を師として悟りを開かれ、十方の諸仏も法華経を眼目として衆生を導かれるのです。

 大聖人さまは、私たち末代の凡夫に、お題目を信じ唱えることによって莫大な功徳を得ることを教示され、信の大切さをお説きになり、値い難き妙法を聞き唱えて、成仏往生を期すべきだと説示されておられるのです。

一覧に戻る

上へ戻る