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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経の題目は一切経の神一切経の眼目なり

解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

法華経の題目は一切経の神一切経の眼目なり

 法華経はお釈迦さまの心であり魂であり、真実を見極めるがんもくのお経です

 真実を見極める眼目とは、いったい何を教えてくださるのでしょうか。

 お釈迦さまは、しょうろうびょうをはじめとする、人が生きている限り逃れられない、八つの苦しみから解放される方法として「四つの聖なる真実=しょうたい」を説いています。

 苦しみを滅めっするには、

たい:苦しみは何なのか知り
じったい:その苦しみの原因を見いだし
めったい:その苦しみは取り除くことができるのか見きわ
どうたい:その方法を決める、
 というものです。病気を治すのに似ています。

例えば、

① 苦諦:どこかに痛みを感じて病院に行きます
② 集諦:検査をして病名がわかります
③ 滅諦:その病気を治すには手術がよいのか、お薬がよいのか見当します
④ 道諦:検討の結果決まった治療が始まり、回復に向かいます。

 そして、四番目の道諦、苦しみを取り除く方法として、八つの正しい道(はっしょうどう)を説き、その一番最初に「しょうけん」があります。文字の通り、物ごとを真実の通りかたよりなく正しく見るということですが、これが案外難しいことかもしれません。真実は真実であるがゆえ力を持っています。都合の悪い真実は目を閉じたくなったり、自分の都合のいいように思いたくなります。色眼鏡で物を見る、ということわざがあるほどですから、昔から人はそうだったのかもしれません。

 人生は苦しいことも多いですが、仏さまはこれだけの道を示してくださっています。お釈迦さまの教えとお題目を、暗闇の中の光と頼んでとともに歩んでいくことができるように励みたいと思っております。

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