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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

日本国は殊に法華経の流布すべき処也

解説:加藤徳昌

日本国は殊に法華経の流布すべき処也

 このご文章は、日蓮大聖人おん年38才の時にお書きになりました『守護国家論』という書物の一節です。日本国の現状を憂い、特に選択集の悪法たるを説くのであります。

 来年は日蓮大聖人立教開宗750年に当たりますが、建長五年(1253年)に清澄寺でお題目を唱えになり、それから六年後にお書きになったのであります。この間には、鎌倉へ出でて、街頭で辻説法を行い、邪法、悪師を信ずる民衆に、正法たる法華経を持つことの必要性を説かれました。ちょうどNHK大河ドラマ北条時宗にて奥田暎二扮する日蓮大聖人が鎌倉にて辻説法をしている場面がありましたが、ちょうどその頃です。

 「日本国は殊に法華経の流布すべき処」とは、肇公という方の法華翻経には、法華経は天竺(インド)の東北の諸国(日本)に有縁であると示され、恵心の一乗要決には、日本は円機純一の国であり、一乗に帰して、緇素貴賎悉く成仏を期すといわれるのであります。

 このように、法華経こそ日本国で広まるべくして伝えられたのであり、この世は救いのない、あの世でしか救われないという、現実悲観論的な選択集に対し、現世こそ大事であり、仏さまはこの娑婆世界にあって、法を説いておられるのではないか、この世で救われるべきだと、大衆に繰り返し伝道されたのであります。

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