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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

万民一同に南無妙法蓮華経を唱え奉らば吹く風枝をならさず

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解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

万民一同に南無妙法蓮華経を唱え奉らば吹く風枝をならさず

 人々が心をいつにしてお題目を唱えるならば、風は穏やかにして木々の枝葉を散らすことないでしょう。

 このお言葉は、文永十年(一二七三)に佐渡から門下の人々にてて書かれた『如説修行鈔』からの有名な一節です。

 大聖人は、みながお題目を信じ唱えれば、枝を折るような強い風がふくこともなく、地面を崩すような強い雨が降ることもなくなるでしょう、そして法華経が「現世あんのんの証文」である、と続きます。

 今年は、日本中が「地面を崩すような強い雨」に苦しめられた夏でした。時代が変わり、いろいろなことが便利に進歩しても災害はなくならず、人は人生が幸せであるにはどうしたらよいか探しつづけています。

 幸せとはどういうことでしょうか?

 仏さまの言葉に「尊敬とけんそんと満足と感謝、そして時々教えを聴くこと。これが、こよなき幸せである。」という言葉があります。誰でもいつでもどこでも自分の考え方、物事の捉とらえ方次第でこのような気持を持つことができます。

 仏さまは、私たちは生きているだけで、山のような幸せの中にいることに気がつくようにと願われているような気がします。

 また、自分が人生の幸せを求めるように、他の人も、その方の人生が幸せであるように、と思っています。

 人が他の人の幸せをおびやかすこと、これはどんなに偉い人にもそのような権利はないと思っています。

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