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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

一日の命は 三千界の財にもすぎて候なり

解説:布施義高

一日の命は 三千界の財にもすぎて候なり

 私達は、日々刻々と流れ去る時間の中で、今生に与えられた瞬間瞬間のかけがえのなさに対して、何時しか鈍感になってはいないでしょうか。

-受け難き人身、値い難き仏法-

 私達一人一人は「因縁」の法則によって、生まれかわり死にかわり(輪廻転生)、それぞれが「今」を迎えております。

 今、私達が、こうして人間界に生を受けているのは、過去世の善業によるありがたい果報であります。ましてや私達は、値遇し難いみ仏の教えに出会い、中でも、み仏(本仏釈尊)の魂魄そのものである法華経、「本門寿量品の肝心南無妙法蓮華経」を信仰しております。それは恰も、一眼の亀が大海にただよう浮木の穴にめぐりあうごとく、また、三千年に一度花咲く優曇花に遭遇たてまつるように、神秘的な因縁に他なりません。

 お題目を頂戴する私達の生命は、本仏釈尊の「親ごころ(大慈悲)」に抱かれた生命であります。

 一人一人の生命、個々の奏でる一刹那一刹那は、三千界(ありとあらゆる世界)のどのような財宝にもまさる、無上の財に他ならないのです。

 そのことを大聖人さまは、右のご聖訓の中で、教え諭されているのであります。

 自己の生命の貴さを惟みることは、同時に、他者の生命の尊厳に思いをいたし、いたわりの心をもつことであります。

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