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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

一日もい(生)きておわせば功徳つもるべし

出展:可延定業御書(聖壽五十四歳 昭定八六四頁)
解説:学林教授・中原本門寺住職 光林孝玄

一日もい(生)きておわせば功徳つもるべし

 弘安(こうあん)五年の秋、日蓮大聖人は、療養のため身延(みのぶ)の山を離れ、常陸(ひたち)の湯に向かわれる途次(とじ)、武蔵(むさし)の檀越(だんのつ)・池上宗仲(いけがみむねなか)公の邸(やしき)に立ち寄られました。
 臨終(りんじゅう)の地となった同地にて、
「所労(しょろう)の身(み)にて候(そうら)へば、不定(ふじょう)なる事(こと)も候(そうら)はんずらん」ー大聖人ー
と、自身の死期が近いことを覚悟されていたことが知られます。
 すでに体力も限界に達していた中で、残り僅(わず)かな時間を惜しまず、病床から身体を起こし柱に寄り掛かって門弟信徒たちへ、法話を最後の最後まで止(や)まれることはなかったと伝えられております。
 立教開宗(りつきょうかいしゅう)以来、全身全霊を未来万年の人々の救いのために捧げられた、六十一歳の生涯でありました。
「一日(いちにち)の命(いのち)は三千界(さんぜんかい)の財(たから)にも過(す)ぎて候(そうろう)なり」ー大聖人ー
 私たち一人ひとりの生命は、この世の中の最高の宝であります。
「一日(いちにち)も生(い)きておわせば功徳積(くどくつ)もるべし。」
「法華経(ほけきょう)の題目(だいもく)の功徳(くどく)は
十万(じゅうまん)の土(ど)のごとし…
大海(たいかい)のごとし…
金銀(きんぎん)のごとし…
日月(にちがつ)のごとし…」ー大聖人ー
 この身体が続く限り、心が続く限り功徳(くどく)を積んで、胸を張って浄土(じょうど)(霊山浄土)へと旅立ちたいものであります。
 お題目の声のこだまするところ、み仏(本仏)は私たちの信心の中によみがえり、道を示し光を与え続けて下さいます。

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