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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

人の御心は定めなきものなればうつる心さだめなし

解説:椿澤日壽

人の御心は定めなきものなればうつる心さだめなし

 日蓮大聖人五十四歳、佐渡在住の国府入道という信者に与えられた書で、ご供養物を身延の大聖人へ送られたことに対するお礼状の中の一節である。

 「人の心は定まりなく、絶えず移り変わるものである」と書かれているが、この書状の前後を読んでみると、このような人の心が普通であるのに、国府入道夫妻は心を移さないで、佐渡におられた時にも大聖人を供養し、数年たって大聖人が身延へ入られた後も、あまのり、わかめ等を送って供養されたことに対して「人の心は移り変わりやすいものなのに、あなた方夫妻はたゆむ心もなく、ますますご供養の功徳を積んでおられる。この因縁の深さを有難く嬉しく思っている。また子供のいない夫妻であるが、法華経に仏は人の子となり父母となりとある。この言葉を信じると仏はあなたの慈父であり、日蓮はあなたの子供と思いなさい。年を取ったら身延へ移り住み一緒に信仰生活を送りましょう。」と慈愛に満ちた文章が続いている。

 国府入道夫妻の変らぬ信仰と供養の心を味わいたい。

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