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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

受くるはやすく持ッはかたしさる間成仏は持にあり

受くるはやすく持ッはかたしさる間成仏は持にあり

 このお言葉は、文永十二年(一二七五)、大聖人五十四才の時、檀越の四条左衛門尉頼基へ宛てられたお手紙の一節であります。

 大聖人は、「末法」という絶望的時代に生を享けた私達に、み仏の永久の大慈悲(親ごころ)が注がれていることを見出されました。本門寿量品の肝心たる南無妙法蓮華経の「受持」という宗教的実践は、み仏の大慈悲の流露であり、そこに「救いへの道」が収約されているのです。「受持」を通して、私達は、本仏のお悟り(智慧)の光明に浴し、安寧の世界に導かれる(成仏)のであります。

 私達が、み仏の真実を説いた法華経(お題目)と邂逅し、刹那刹那にそれを無我の心を以て信じることが「受くる」。また、それを持続させる堅固な心が「持つ」。この二つが相俟って「受持」が織り成されるのです。しかも、身・口・意の三面にわたって、「受持」に精進することが肝要となります。

 私達は、苦難・苦悩に遭遇した時、信仰をなげだしたり、み仏の尊い教えにそむくと知りながらも、煩悩のおもむくままに行動し、いつしか法華経への信仰が心のどこかに埋没してしまうという「弱さ」をもっております。

 大聖人は、「救い(成仏)への道」につらなる本質が、この「弱さ」に打ち克ち、堅固なる信仰を持ち続けることの中にあると教えられているのであります。

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