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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

成仏トハ者我カ身ヲ知テ仏に成ルとは申ス也

解説:田中豊隆

成仏トハ者我カ身ヲ知テ仏に成ルとは申ス也

 このお言葉は、康元元年(一二五六)鎌倉においてお書きになられた十二因縁御書の巻頭の一節であります。

 おことばの文に続けて「我身ヲ知トハ、本よりの仏と知ルを云フ也。・・・・・・此ノ衆生は五陰和合の身也。釈ニ云ク五陰和合名テ衆生ト為スと。此ノ五陰は十二困縁なる故也。」とあります。

 私たちの身は、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)と、六境(色・聲・香・味・觸・法)と、六識(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識)との十八種が組み合さった身であります。その身は、五陰(色・受・想・行・識の五つの物質と精神)が和合して生ずるものであり、過去・現在・末来にわたって六道に輪廻する十二因縁(無明・行・識・名色・六入・觸・受・愛・取・有・生・老死)なのです。色(物質的な要素)心(精神的な要素)二法の作用によって成仏するということです。

 すなおに私たちの身が十二因縁によって存在することを知るならば、私たちの色心の二法のほかに、法華経はなく法華経のほかに、私たちの身はないと、私たちの身の本体を承知することが成仏だということであります。これは法華開会(諸経は全て法華経により生かされる)の意をもって説かれた法門で、成仏は必ず法華経の信行受持によるということであります。

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