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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

信心怠らずして 南無妙法蓮華経と唱え給うべし

出展:寂日房御書(昭定一六七一)
解説:学林教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

信心怠らずして 南無妙法蓮華経と唱え給うべし

 寂日房(じゃくにちぼう)とは、上総国興津(かずさのくにおきつ)の領主・佐久間兵庫亮(さくまひょうごのすけ)の第三子であるといわれています。大聖人が上総地方を巡化(じゅんけ)のおり、佐久間氏は一家を挙げて信徒となり、当時幼名を竹寿麿(ちくじゅまろ)と名のっていた子どもは、齢(よわい)七歳にして出家(しゅつけ)し、寂日房として大聖人の弟子となりました。
 やがて、成長した寂日房は、「日家(にけ)」と号し、大聖人の教えを忠実に守り、また熱心に弘通(くずう)して初期教団の形成に大いに尽力しました。安房小湊(あわこみなと)の誕生寺(たんじょうじ)は、この寂日房が建立した名刹です。
 今月の聖訓はその寂日房に宛(あ)てられたお手紙の一節です。
 寂日房は、信徒から大聖人の曼荼羅(まんだら)本尊揮毫(きこう)を依頼された旨を大聖人に伝えました。大聖人は快諾(かいだく)されて曼荼羅本尊を顕されるとともに、本当の信仰の心がまえを述べられました。
 いかなる高僧名僧の書でも、信心のないままにただ文化財・美術骨董的な物として扱うならば、全く本質を失った「モノ」でしかありません。
 信心を忘れず、ただひたすらにお題目を唱えなさい。そんな大聖人の真意が伝わってくるお言葉です。

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