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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

今度強盛の菩提心を起して 退転せじと願しぬ

出展:開目抄(かいもくしょう)(昭定五五七頁)
解説:学林助教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

今度強盛の菩提心を起して 退転せじと願しぬ

 たとえば私たちは、時として何かの目的を達するために「一大決心」をすることがあります。
「希望する学校に合格するため、毎日ウン時間は勉強しよう!」
「ダイエットするため、毎日ウオーキングにいそしもう!」
「マイホーム購入のため、毎月頭金(あたまきん)の積立をはじめよう!」
などなど、今までとはちがう新しい決意をしたことはありませんか?
  しかし・・・・です。はじめの数日、もしくは数回くらいは決意通りに実行できても、やがて
「今日は疲れているから・・・・」
「今日は雨降りだから・・・・」
「急な出費があったから・・・・」
といった具合に、なかな決心したことを続けるのは大変です。
  人間が生きてゆくなかで、自分の意志で過去の習慣を変えるためには、とても大きな力が必要です。
  今月のこ聖訓は、大聖人が佐渡に流されてから約三か月後に著(あらわ)された『開目抄』の一節です。執筆(しっぴつ)の時は豪雪期(ごうせつき)の二月、場所は荒れ果てた塚原(つかはら)の三昧堂(さんまいどう)。この過酷な環境下で、標題の一大決心を表明されました。
  直訳すれば、
「今度こそは強盛(こうじょう)に真実の仏の教えを求(もと)め、弘(ひろ)め、けっして後戻りはしないことを誓願(せいがん)する」
となります。そのお言葉どおり大聖人は二年半にわたる佐渡の流罪(るざい)を生き抜き、生涯この決意を貫(つらぬ)き通されました。『開目抄』に有名な「三大誓願(さんだいせいがん)」が述べられています。
「我(わ)れ日本の柱(はしら)とならん」
「我れ日本の眼目(がんもく)とならん」
「我れ日本の大船(たいせん)とならん」

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