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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

諸難ありとも疑う心なくば 自然に仏界にいたるべし

出展:開目抄(昭定六0四)

 「約束」。人と人との関わりの中で、これ程大切なものはありません。私たちは、あらゆる場面で、また、さまざまなレベルで、じつに多くの「約束」を取り交わして生きていることに気付かされます。
 けれども、約束を守り通すということは、一見単純なようで、決して容易ではないことも、また、事実のようであります。・・・・・・忘却。己の弱さ。時には、渦巻く欲望の中での裏切りなど。信の心を放擲してしまう要因が己の内と外に氾濫し、それと対決して行かなければならない局面があるように思われます。
 大聖人は、南無妙法蓮華経の信仰が、私たちの生涯を通して全うされねばならない本仏釈尊との大切な「約束」であることを教えられています。
 すべての生命を必ずや救いに導くという、本仏釈尊の崇高な誓願。そして、南無妙法蓮華経の受持という、釈尊への私たちの不退転の誓い。相互の誓願が一つに溶け合った時、私たちは本仏の大慈悲の光に包摂され、そこに救い(感応道交)の境地が現成することを大聖人は教示されています。私たちの救いは、本仏釈尊との「約束」の中に自然と顕れるのです。
「拙き者の習は約束せし事をまことの時は忘るゝなるべし」-大聖人-
 今月のご聖訓は、いかなる困難に直面しようとも、決して屈せず、本仏釈尊との約束を貫き通すところに、おのずと救い(成仏)が顕れることを、私たちに示されているのです。

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