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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

仏法を習ふ身には必ず四恩を報ずべきに候か

解説:西山英仁

仏法を習ふ身には必ず四恩を報ずべきに候か

 このお言葉は弘長二年(一二六二)、大聖人四十一才(伊豆流罪第二年)伊豆伊東より工藤吉隆に与えられ、初めて法華経の行者としての体験を語られた御書の一筋であります。

 法華経の修行者には、必ず三類の強敵が出現し、大難が興起すると説かれています。大聖人様は経文の予言が適合し、法華経を信じ、法華経を弘通するゆえに、かえって大難を受けて流罪の身となることを、「大いなる悦び」といわれています。

 大聖人様にとり流罪生活は行住坐臥に法華経を読み修行できる処であり、静思三昧の境地、感謝生活の境界へと転回されました。

 流罪の感謝生活から、その感謝を讒言の人と迫害を与えた国主へと向けられ、吾身を流罪にした国主と讒言した人々を恨むことなく、かえって法華経を修行させてくれた大恩人なりと感謝するところに、大聖人様の宗教的面目躍如たるを観ることができます。

 この感謝生活から初めて四恩を説き出されたのです。

 四恩とは、一切衆生の恩・父母の恩・国主の恩・三宝(仏宝・法宝・僧宝)の恩をいいます。

 それぞれの恩を知り、恩に報いることが法華経弘通者としての大道であり、大聖人様自らの生活の基本理念であったのです。

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