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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経の文字は皆生身の仏なり

解説:門谷東生

法華経の文字は皆生身の仏なり

 授与された曽谷教信入道法蓮の名によってこの御書は「法蓮抄」とよばれていますが、つぶさには「法蓮慈父十三年供養法華経文字成生身仏事」と題されています。

 それは、亡き父追善のため、法華経五部を転読し、十三回忌まで毎朝お自我偈を読み続けてきた法蓮を称賛し、法華経の一つ一つの文字は単なる文字でなく、皆生身の仏さまであると大聖人さまがお説きになられたことから題されたものなのです。

 法華経は六万九千三百八十四文字あります。その一字一字が、皆生きた仏さまであるというのです。ところが私達凡夫には、ただの文字としか見えません。それは同じものを見ても、見る者の境涯によって別のものに見えるからなのです。例えば、恒河(インドの東北を流れるガンジス河)の流れを、餓鬼は火と見、人間は水と見、天人は甘露と見、魚は住処と見るように同じ水でも各々別のものに見えるのと同様なのです。

 法華経の文字は私達凡夫の眼(肉眼)では文字と見えても、究竟の智慧の眼(仏眼)をもてば一字一字が有難い仏さまに見えてくるのです。

 大聖人さまは、法蓮の毎朝読誦する経文が、仏さまとあらわれて亡き父の菩提を弔い仏果を成ぜしめる、それこそ真実の孝養であるとお示しになられたのです。

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