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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経を持つ人は 父と母との恩を報ずるなり

出展:上野殿御消息
解説:法華宗学林教授 福井一心

 七月(地方によっては八月)は盂蘭盆です。お盆は御先祖様に追善供養をすることゝ共に「父の恩の高きこと須弥山猶ひきし、母の恩の深きこと大海還って浅し」に報いることでしょう。
 仏教では、父母・国主・一切衆生・三宝の四つの恩に報ずることを明されていますが、法華経以外では第一の女人(母)の成仏ですら許されていませんから、お釈迦さまは一切衆生をすべて成仏させることの出来ない教え(未顕真実)と申されました。
 しかるに、法華経に至りますと「八才の龍女」ですら此の経の力によって成仏することが出来たのですから私達の母は申す迄も有りません。
 大聖人さまは、「自身仏にならずしては父母だにもすくいがたし」と申されて、私達自身がまず法華経の教えを信じ「お題目」を唱え精進する(法華経を持つ)ことであり、さすれば必ず父母も仏となるのみならず「上七代下七代上無量生下無量生の父母たち(御先祖さまと子々孫々迄も)存外に仏となりたまう。乃至子息夫妻所従檀那無量の衆生(有縁無縁の精霊など)仏となりぬ」と申されています。
 最後に、恩を知らざる者とは父母を成仏させることすら「おろそか」にしている人々です。私達は心して恩に報いましょう。
(南条時光へのおたより、建治元年 聖寿五十四才、身延にて)

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