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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

自身 佛にならずしては 父母をだにも すくいがたし

解説:布施義高 学林教授・青山持法寺裡

自身 佛にならずしては 父母をだにも すくいがたし

 お盆(盂蘭盆)の由来を繙きますと、仏弟子・目連尊者が餓鬼道に堕ちた亡母の救済を釈尊に求めた故事が、皆さまにも馴染みの深い話として知られております。
 目連の亡母・青提女は、釈尊が教示された、七月十五日に十方の聖僧の参集を願って百味の飲食を供養する方法によって、ようやく餓鬼道の苦から免れます。
 そして大聖人は、目連の父母の成仏が決定したのは、目連が法華経に出会い南無妙法蓮華経を頂戴して仏(多摩羅跋栴檀香仏)となった時であることに注目されています。
 「目連が色身は父母の遺体なり。目連が色身仏になりしかば父母の身も又仏になりぬ」-大聖人
 今月のご聖訓は、目連尊者の例を挙げながら、法華経の信心によってもたらされる成仏(自然譲与)の功徳が、自分自身だけではなく、おのずと父母をも包みこみ、ひいては、「上七代下七代、上無量生下無量生の父母等」「子息・夫妻・所従・檀那・無量の衆生」にも及ぶほどに甚大であることを明かされているのです。
 ここに、法華信仰の崇高さが、あらためて領解されるのであります。
 また、大聖人のご教示は、盂蘭盆をはじめ、故精霊に善根福徳をふり向ける(回向)追善供養-等、大切な仏事の数々が、真の成仏の法である法華経に基づかなければ有名無実となることを示しており、私たちは、法華宗の教えの重みを再確認させていただくのであります。

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