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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

父母に御孝養の意あらん人々は 法華経を贈り給うべし

解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

父母に御孝養の意あらん人々は法華経を贈り給うべし

 大聖人は親孝行には三つの段階が あると示されています。  

 第一段階は親の衣食住を満たして安心してもらうこと(これを下品げぼんといいます)、第二段階は親の意見を聞いて教えに従い心配をかけないこと(中品ちゅうぼん)、最後は功徳くどく回向えこう(回し向けること)すること(上品じょうぼん)、 の三段階です。

 いずれの孝行も尊いものですが、その中でも功徳の回向が最高とされています。それは日々の生活の中で正しい教え(法華経)を信仰し、い行い(菩薩行)にはげんで功徳を積み、積んだ功徳を父母に回し向けてくださるよう仏さまにお願いすることをいいます。回向は父母の生死に関係なく届けてくださいます。そこ私は日々の生活の中で自分にできる菩薩行は何かと考えます。

 いつもお手本にしているのはお寺の役員、お勝手の方々、そしてご参詣さんけいくださる皆さまです。お寺の行事のために貴重な時間を使って、お掃除やお膳の準備をしてくださった、法要がとどこおりなく進むように惜しみなくお力を貸してくださいます。ご参詣くださる方々は遠い道のりをバスやタクシー、そしてそれぞれ車に乗りあわせてきてくださいます。

 生活の中にそれらを常に組みこんで過ごす、これらすべて立派な菩薩行だと思います。そしてお寺にお参
りし、お経や法話を耳にし、その空間に身を置く、ただそれだけで功徳が集まります。そして、その功徳を
自分のためでなく親や先祖のためになってほしいとお題目に乗せて手を合わせることを回向といいます。
素晴らしいお手本を見せてくださ皆さまに感謝しています。

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