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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

女人はをとこを財とし をとこは女人をいのちとす

出展:上野殿御返事
解説:法華宗々学林教授 松吉範員

 「女人」とは「妻」をさし、「をとこ」とは「夫」を意味するもので、夫婦はお互いに心から信頼し合い助け合うものであるということを教えられたお言葉であります。すなわち、妻は主人を大切におもい又、主人も妻を最上とかんがえ、互いに愛し合っていくのが夫婦であり、この気持がなくては、長い人生を乗り切ることは不可能といえましょう。
 この信頼感は、法華経を信じお題目を実際に唱え日常生活に反影することにより、ますます強くなります。たとえ、口にお題目を唱えても、心に唱え、身に唱えなくては真のお題目の修行とはいえません。
 もし妻が夫をないがしろにしたり、夫が妻をいたわらなければ、口でお題目を唱えても、修行になりません。夫婦間の信頼を大事とするこの大聖人様のお言葉は、決して古めかしい倫理感によるものではなく、お互いの「心の仏」を尊敬することをもあらわしているものといえましょう。
 大聖人様は「夫婦は鳥の二つの羽、人の両眼」といっておられ、互いに助けあっていくものであると教えておられます。(兄弟抄)
 現代の結婚形体が、「見合い」から「恋愛」に移行するにつれて、「離婚」がたいへん増えているのは事実です。長い人生、楽しいこともあれば苦しいことも多いでしょう。恋愛結婚による離婚の増加は、「愛」の「過信」により互いの「信頼」「尊敬」を失った結果ではないでしょうか。
 夫婦間の信頼は、正しい信仰生活をすることによりますます強くなり、本当の「夫婦愛」となり家庭円満となり、お家繁栄のもとになるでしょう。

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