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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

かくれて信あればあらはれての徳ある也

出展:上野殿御消息(昭定一一二五)
解説:布施義高 学林教授・青山持法寺裡

かくれて信あればあらはれての徳ある也

 南無妙法蓮華経の信心に生きる私達は、現実の人間関係の中で、どのように信仰と生活、仏法と社会を結びつけていけばよいのでしょうか。
 そのような観点から、上野(こうずけ)の南条時光に与えられたお手紙の中で、大聖人は、「仏法の初門」である外典(世俗の経書)に目を向けられ、人間としてのあるべき生き方の基本に、「四徳」の実践があると示されています。
 「四徳」とは、孝(父母に孝養を尽くす)・忠(国を愛し中心を敬う)・礼(互いの信頼を守り礼儀を正しくする)・慈悲(真の愛情をもって他者と接する)という四つの道徳軌範で、世に言う聖人、賢人の振る舞いであることが知られております。大聖人は、法華経の開会(あらゆる教えを法華経の心に拠って真に価値づける)の精神に則って、これらの徳目を実践することの重要性を教えられているのです。
 今月のご聖訓は、その中の「忠」について説明された箇所に見える一節で、「内に隠れての信さえあれば必ず何時かその徳が外に表れる」ことを教示されたものです。つまり、外面的な徳望や栄達は、内面的な誠意がもたらす必然であるとの謂いであります。
 「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」-大聖人-
 人間としてのあるべき振る舞いを絶えず追求する心がけが、法華信仰に生きる私達にとって大切であることを忘れてはなりません。

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