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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

悪積れば地獄となる 善積れば仏となる

解説:田中豊隆

悪積れば地獄となる 善積れば仏となる

 このおことばは、弘安元年(一二七八)五月二十四日、南条時光の女房より白米二俵を供養されたことに対し、法華経に供養をする善根功徳が積れば必ず成仏することができるということを説かれた書状の一節であります。

 一般的に善は、よいこと、よい行ないをいい、これに反することを悪いことといいます。

 大聖人さまは、善悪について一般社会の倫理道徳的善悪と宗教的善悪を説いておられますが、帰結するところは、「善に付け悪につけ法華経をすつる、地獄の業なるべし」と、説かれているように、法華経に帰依し信順することが最高の善であり、それに背くことが最大の悪ということであります。これは、社会的な善悪の規範を超えた宗教的な善悪によられたものであります。

 普通一般の世間的な善悪によれば、仏法を信ずることは当然、善であり、不信はこれ悪でありますが、大聖人さまは、この仏教を信ずる「善」の中に実は悪が存在すると説かれます。なぜかといえば他仏他経(弥陀の念仏)を信ずることは一往は善であるが、しかし教主釈尊の本懐である法華経の精神を失うことになるから、それは世間的悪よりも一層重い大悪だということであります。

 末法における唯一絶対の「善」は、法華経を持つことであり、それによって成仏することができるのであるから、それに背く謗法は最も重い「悪」で堕獄の業であります。

 

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