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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

悪は多けれども 一善にかつ事なし

解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

悪は多けれども 一善にかつ事なし

 「善」とは一般的には正しいこと・ 良いこと・良い行い(『広辞苑』)で すが、仏教上の「善」とは法華経の教え(お題目)にすることと説かれています。

  ただお題目を唱えれば良いというわけではありません。日常において正しいものの見方を身につけ、正しい言葉使いをし、正しい思索をし、正しい行動・生活・ 努力をし、正しい意識を持ち、心を正しく集中すること(八正道)で正しい信心がやしなわれ、法華経への信仰に結びつきます。

 自己の欲望の感情や、周りの誘惑に負けることなく、このような正しい道をまいしんすることは決して平坦な道程ではありません。私自身も石につまずき寄り道の毎日です。しかし、それら全てが大切なのだと自分を励ましています。その積み重ねのなかに正しい信心がきっと生まれてくると信じています。

  「悪は多けれども」のように新聞やニュースを見てもなげかわしいことばかりです。正直者は報むくわれない世の中か、かんぜんちょうあくの黄門様など存在しないのか、と。

 だからこそ、このように悪いこと が多いなかで、たった一つの尊い教え(法華経=一善)に出会えた奇跡に感謝して日々精進することが肝心であると考えます。

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