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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

佛は佛のすがた 凡夫は凡夫のすがた

出展:諸法実相鈔(昭定七二五頁)
解説:学林助教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

佛は佛のすがた 凡夫は凡夫のすがた

 この聖訓は文永十年(一二七三)五月、佐渡一谷(いちのさわ)で述作された『諸法実相鈔』の一節です。この時期はちょうど大聖人の最も重要な著作とされる『観心本尊抄』上梓の一か月後であり、大聖人の本門法華経教学の集大成ともいえるでしょう。
 カレンダーの部分のお言葉だけではいささか本鈔の本意が伝わりにくいので、聖訓前後の文章を引用してみます。
 「されば法界のすがた妙法蓮華経の五字にかわる事なし」
 「さてこそ諸法と十界を挙げて実相とは説かれて候え。実相と云うは妙法蓮華経の異名なり。諸法は妙法蓮華経と云う事なり」
 「万法の当体のすがたが妙法蓮華経の当体と云う事を諸法実相とは申すなり」
 いささかむずかしい内容になってしまいましたが、要するに「諸法実相」とはすべての事物・森羅万象の真実の姿であり、それらはことごとく「妙法蓮華経」の姿でもある、というような意味でしょうか。
 すなわち妙法蓮華経の中でこそ、仏はほとけのすがたたり得る、と説かれているのです。
 だからこそ私たちは妙法蓮華経を信じ、お題目を唱え、凡夫の我が身の生活を南無妙法蓮華経の実践としてゆかねばなりません。ただし言うは易く、行うは難し。
 常日頃の心がけによって、私たちの日々の生活は、修行にも怠惰にも変化するのです。

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