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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

御経の文字は六万九千三百八十四字一一の文字は皆金色の仏也

解説:田中豊隆

御経の文字は六万九千三百八十四字一一の文字は皆金色の仏也

 建治元年(一二七五)八月、南条時光の母尼が単衣を供養されたのに対し、単衣供養の功徳を説かれた、単衣抄(ひとえぎぬしょう)の中の一節であります。迫書に「此文は藤四郎女房と常により合て御覧あるべき候」とあるに因んで、藤四郎女房書ともいわれる書であります。

 供養された帷子を着て仏前で、法華経を読誦すると、六万九千三百八十四字(法華経の文字の数)のお経の文字は、一字一字皆金色の仏さまであるから、着た衣は一枚でも六万九千三百八十四の仏さまに一枚一枚の衣を、お着せしたことになり、それゆえに、衣を着た仏さまたちは、衣を供養されたおんみ夫妻を尋ねられて、ご守護される。ご臨終のときにはかならず仏さまがおんみ夫妻を霊山浄土へお迎へられることまちがいないと、供養の功徳と大切さを説いておられます。

 大聖人さまは、開目抄に、この法華経は一部八巻二十八品六万九千三百八十四字、その一一の文字に妙の一字を具えているから、一一の文字が三十二相八十種好の瑞相を備えた仏様である(大意)と説いておられます。

 昨今の供養は、形式が重んじられて真の意義が忘れられてきた感じがします。私たちは今、法華経への供養の尊さを、しっかりと認識しなければならないと思います。

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