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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

所願潮の指が如く 春の野に華が開けるが如し

出展:月満御前御書(昭定四八五頁)
解説:学林助教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

所願潮の指が如く 春の野に華が開けるが如し

 正月は新しい生活に、決意や希望を改める節目です。今月の聖訓は、信者の家庭に誕生した生命を寿いで送られたお手紙の一節です。

 信者の名は、四条左衛門尉頼基(四条金吾)。若い頃から大聖人の、
「法華経本門を信仰すべし」
という主張に感銘した数少ない中級鎌倉武士であり、大聖人の外護者でもありました。

 このお手紙は文永八年(一二七一)五月、四十二歳で女児の子宝を授かった金吾に送られたとされています。金吾の子孫に言及した書簡の類は少ないのですが、 それだけに大聖人のお喜びはひとかたならず、おん自らが名付け親となられました。「月満御前」とは、大聖人が命名された金吾の娘の名前なのです。

 「法華経信仰の功徳によって、貴殿の願いは来る潮のように満たされ、生命の輝きは、春の野に咲き誇る花々のようです」
と、金吾の娘の誕生を我がこととして喜び祝う大聖人のお姿が目に浮かぶようなご文章ですね。

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