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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

父母となり其の子となるも必ず宿習なり

解説:田中豊隆

父母となり其の子となるも必ず宿習なり

 このお言葉は、弘安二年(一二七九)大聖人様の直弟子、寂日房に与えられた御書の中の一節であります。

 寂日房は、中老僧の一人で日家と称し、上総国の出で上総安房の間に教化し、佐久間城主兵庫守重貞の外護により、小湊に誕生寺を創した方であります。

 大聖人様は、この御書の中で、容易に生まれることのできない人間に生まれ、値いがたき佛法に値い、佛法の中でも釈尊のご本意木煮の教えである法華経の題目に値い、日本第一の法華経の行者になったのは、父母とご自身の親と子の関係のように、過去世からの宿習の定めであるから、法華経を末法の世に弘めるのであると法華経とご自身との因縁を説いておられます。

 私たちが親となり、子となり、夫婦となり、兄弟となり、一つ屋根の下で家族として暮らすという因縁は、現世だけの一朝一夕の単なる偶然でなく、前世からの宿縁であります。大聖人さまは、「一本の樹の下で夕立ちの雨をやりすごし、一つの河の流れを汲んでのみあうのも過去の世からの縁であるといわれるが、まして、親となり、子となるも過去世からの縁である。」と十王讃歎抄に説いておられます。

 法華経をたもつ家に生まれた縁に感謝し、大聖人様のおおせに随って信心おこたらず南無妙法蓮華経と唱えましょう。

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