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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

仏の御意あらはれて法華の文字となれり

解説:吉川恭司

仏の御意あらはれて法華の文字となれり

 このお言葉は「木絵二像開眼之事」の中の一節です。同様ご趣旨のお言葉は他の御書の中にも随所に見られます。例えば「釈迦仏と法華経の文字とはかはれども心は一つ也」「この経の文字はすなはち釈迦如来の御魂なり」「法華経の文字は皆生身の私なり」「法華経の文字は六万九千三百八十四字、一字は一仏なり」「御経の文字は六万九千三百八十四字、一一の文字は皆金色の仏也」等々のお言葉が挙げられます。

 法華経はお釈迦さまのお悟り、ご本意がそのまま説き明かされた最高のお経であり、一つ一つの文字に釈尊の尊いみ心がこもっている。そのことを身をもって感じとれるようにという信心のお勧めです。

 「一字一仏」といえば「一字蓮台法華経」という写経(国宝・重文)が遺っています。まさに法華経の一字一字を仏と尊んで、経文の一字一字の下に蓮華台を画いて書写したものです。当時の人々の信仰心の深さが偲ばれます。

 また、日蓮大聖人はお弟子の曽谷法蓮宛のお手紙の中で、彼の長年の、お自我偈読誦の功徳を称賛され「法蓮法師は毎朝口より金色の文字を出現す」と述べておられます。「金色の文字」とは「一一の文字は皆金色の仏也」の重層的圧縮表現で、読経の声がそのまま仏の姿に変わるという視覚性豊かなすばらしいお言葉と思います。

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