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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

妙法蓮華経者一切衆生仏性也

解説:栗田孝之

妙法蓮華経者一切衆生仏性也

 このおことばは文永2年(1265)に鎌倉において愚者と聖人との問答形式の御書『聖愚問答抄』の一節でありますが、要するに武士たる在家者を目標として説いたものであります。

 浄土宗・真言宗・禅宗等多くの宗派がありますが、二乗作仏久遠実成の二大事は法華経にのみ開顕された教えてあります。

 その法華経の眼目は妙法蓮華経の五字であります。八万といわれるたくさんの聖教も法華経も唯この妙法五字を説がんがためだとされ、天台妙楽大師の六千帖の疏も、道邃行満の数軸の書もまたこの五字を釈したものとされています。

 一切衆生の仏性とは法性ともいい菩提のことをいいます。

 釈迦多宝の諸仏、上行無辺行等、文殊普賢等、舎利弗目連等、大梵帝釈等、日月諸星等、その他の天龍八部等一切のものの備うる所の仏性を妙法蓮華経というのであります。然れば一遍この妙法を口にすれば仏性が皆この場所に呼び集められるのです。我々の法報応三身もまたこの所に顕れるのです。これを成仏といっております。

 これは恰も籠の鳥が鳴けば空飛ぶ鳥がその場所に集まり籠の鳥もこれを見て出ようとすると同じことであると例せられます。

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