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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

常に心を励まして勤行精進せしむる
是を勇猛精進とす懈怠を治する功徳也

解説:西山英仁

常に心を励まして勤行精進せしむる是を勇猛精進とす懈怠を治する功徳也

 このお言葉は、『諸願成就鈔』の中の一節であります。

 私達が仏の真実世界を目指して修行の歩みを続ける時、その道を遮断する大きな障壁として「懈怠」が存在します。この「懈怠」は、私達の内側に在り、堅固なる道心の間を縫って、仏道修行に精励する尊い姿に水を注し、そこから乖離せしめようと誘うのです。

 このような「懈怠」を克服する功徳を有するのが「精進(毘梨耶波羅蜜)」であります。この「精進」は「六度(六波羅蜜)」の一つに数えられ、なんかんずく、常に自らの心を激励して、「懈怠」とも果敢に対峙し、屈せず、弛みなく、全身全霊を捧げて仏道修行に勇往邁進することを「勇猛精進」と申します。

 大聖人は、末法という歴史的時間に生を享けた私達にとって、本門寿量品の肝心たる南無妙法蓮華経を有難く唱え受持することが、真実にして唯一の仏道修行であることを感得され、勧奨されました。

 持続的な唱題行への専心傾注には、「精進」の意味が含まれ、揺ぎない信仰を確立した暁に、「是則勇猛、是則精進」(宝塔偈)の世界が現成するのです。

 また、唱題行を通して、私達は、お題目の中に内包される、本仏の智慧の光明と本仏が過去に「精進」されたご修行の全ての功徳を任運に下賜され、本来在るべき真実の自己へと蘇生するのであります。

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