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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

花さけばこのみなり よめ(嫁)のしうとめ(姑)になる事候ぞ

解説:松吉範員

花さけばこのみなり よめ(嫁)のしうとめ(姑)になる事候ぞ

 このお手紙はある信者に渡される本尊(おまんだら)の添書のようなもので、なかつぎをされた寂日房へご自身が真の法華経の行者であること、また「日蓮」という御名の意義を説かれたものです。

 寂日房日家は文永二年(一二六五)十月大聖人様が、房州ご巡化の際、上総の佐久間重吉の第三子で、一族と共に大聖人様の教化によって出家した方で、后年一族の出家者である美作房日保と共に小湊に誕生寺を創立し、大聖人様を開山と仰ぎ自らは第二祖となりました。

 このお手紙では、法華経の勧持品に末法の世の中に法華経を弘める者は、幾多の迫害を加える人々や、僧侶や、指導者為政者に堪えて布教をしなくてはならないと記されていることを挙げ、また法師品に八十万億那由佗の菩薩が末法の世での法華経弘通を申出られたが、釈尊は命じられなかったことを教えられ、大聖人様こそ真の法華経の行者であり、本仏釈尊のお使者であると宣言しておられます。

 そしてご自身、神力品にて釈尊より、お題目を伝授された本仏様のお弟子の一人である上行菩薩であろうかと暗示しておられます。

 更に大聖人様は末法(現代を含みます)の人々を救うには、お題目しかなく、信心を強くして、修行することにより、成仏することができるのであり、お弟子信者達は深い因縁があったのだと思って法華経を弘めなくてはなりません。それはあたかも植物の花が咲けば、やがて果実がなり、また嫁がやがて人生の苦難をのりこえて円熟した姑となれるようなものです、と示されたのであります。

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