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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

仏たゆむ心なし

出展:三三蔵祈雨事(昭定一〇七〇)
解説:学林教授・中原本門寺住職 光林孝玄

仏たゆむ心なし

 卯(う)の年の初頭に頂戴します大聖人のこ聖訓は、身延(みのぶ)ご隠棲(いんせい)の地から駿河(するが)の西山氏に与えられた書からの一節です。
 同書を具(つぶ)さに拝読いたしますと、「根が弱き草木は大風の前に容易に倒れてしまうが、しっかりとした添(そ)え木をすることによって倒れることはない。同様に、たとえ強き者であっても独りでいるならば悪しき縁に引かれ迷いやすく、また弱き者であっても支える人が強ければ倒れることはない。一切衆生(いっさいしゅじょう)が多く仏に成る道に目覚めることができたのは、み仏がこの世にご出現された尊き縁のおかげである。それゆえに成仏(じょうぶつ)への道は善知識(ぜんちしき)(正しき道に教え導く人)を頼る因縁(いんねん)こそが大切である」(取意)、としたためられています。
 今月のご聖訓は、私たちが日々の生活の中で、み仏の慈愛の光明(こうみょう)「お題目」を拠(よ)り所(どころ)として信心に励(はけ)む「精進(しょうじん)」がいかに大切であるかをご教示下さってるのです。
 私たちは、酔生夢死(すいせいむし)・懈怠(けたい)・放逸(ほういつ)に流れて今生(こんじょう)に授かった命を粗末にすることなく、常に信力の増進を心掛け、毎日を、精一杯生きて行きたいものです。
 常に、本仏釈尊に感謝の誠を捧げ、有難くお題目を頂戴し、ご先祖さまとともに歩む心持ちの中に、私たちの本当の幸福が宿っております。
受(う)くるは易(やす)く、持(たも)つは難(かた)し、さる間成仏(じょうぶつ)は持(たも)つにあり。・・・・大聖人

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