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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経を信ずる人は栴檀にこうばしさの備えたるがごとし

解説:加藤徳昌

法華経を信ずる人は栴檀にこうばしさの備えたるがごとし

 このご文章は、日蓮大聖人おん年59才の時で、重須殿女房から、弘安5年の正月1日に蒸し餅百枚、菓子一籠をいただき、そのお礼の手紙です。

 日蓮大聖人がお住まいになられました身延の山では、数多くの弟子たちと共に、生活をしておりましたので、衣食住には不便をかけることが多かったようで、多くの弟子、信者が布施給仕をしていました。

 その手紙には、重須殿女房の布施が、特に正月一日は一日のはじまりであり、月のはじめであり、年のはじめ、春のはじめの時に布施をすることは、その人の徳もまさり、人にも愛せられると、その浄行を大変に喜ばれました。

 また、地獄とはどこにあるのかという疑問に対し、地の下にあるという経もあるし、西方という経もあるが、委細は我等の五尺の体の中にあるとし、そして、父を憮り、母をおろそかにする人は地獄の心の中の仕業であるといわれる。その譬えとして、蓮のたねの中に花と果がやどるように、石の中に火があるように、珠の中に財があるように、仏というも我等の心の中にあるのです。

 栴檀がこうばしさを備えているのと同じように、法華経を信ずる人は、幸いを遠くからも引き寄せることができる功徳があり、その人は栴檀のような薫り高き人となるのです。

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