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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経を信ずる人は栴檀にこうばしさの備えたるがごとし

出展:重須殿女房御返事(昭定 一八五七頁)
解説:学林教授・岡崎 長福寺住職 牧野真海

法華経を信ずる人は栴檀にこうばしさの備えたるがごとし

 「栴檀は二葉より芳(かんば)し」ということわざは、香木の栴檀は若芽双葉の頃から芳香を放つことから、「大器の人は生まれながらにその気質を備えている」という意味です。しかし、今月の聖訓の意とするのはその限りではありません。
  生来の才能や天賦の資質に恵まれるのは、人間の中でも限られています。学問・スポーツ・芸術などさまざまな分野に挑戦する人はたくさんいますが、現実に頂点をきわめ、目的を達成できるのはそのほんのわずかです。栴檀の人・・・・・・うらやましいですね。
  今月の聖訓ではその栴檀の譬えを引いて、「法華経を信仰する人は、生まれながらに栴檀の芳香を持っている」と述べられます。
  法華経信仰者は栴檀木と同じように、生来本仏釈尊のご加護・ご慈悲に浴するという芳香に恵まれているのだ、と。
  しかし、その釈尊からあたえられた生来の恩恵である芳香は、栴檀が芽吹かなければ意味がないのと同やじように、種を植え、水を遣り、土を肥やして育てなければ本物の香木としての香りには至りません。
  私たちはすべからく「仏種」という種を持っています。その種を芽吹かせる方法が、大聖人が常々お説きになる唱題修行の実践なのです。
  南無妙法蓮華経と心に念じ、口に唱え、あるいは筆をもって文字に 顕す。方法は自由です。

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