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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経を信ずる人々こそ仏には成るべしと見え候へ

解説:門谷東生

法華経を信ずる人々こそ仏には成るべしと見え候へ

 このおことばは、文永九年(一二七二)大聖人さま五十一歳の時佐渡より四条金吾へ送られたと伝えられる書状の一節です。

 四条氏は、早くから大聖人さまに帰依し、佐渡へ流された大聖人さまのもとへも、遠く海を渡って訪れたり、たびたび使者を遣わして供養の品々を届けるなどして大聖人さまの身辺を案じておられました。

 大聖人さまは、その四条氏に男の子が誕生したとの報を聞き、お祝いの手紙を送られました。それがこの御書です。「経王」の名は大聖人さま自らがお付けになったといわれています。

 四条氏に子どもが誕生したことを喜ばれた大聖人さまは、法華経第八巻「妙荘厳王品」に述べられた故事を引き、妙荘厳王とお后の浄徳夫人との子、浄蔵・浄眼という二人の王子に経王御前をなぞらえて、社会的にも信仰的にも良き子どもに恵まれたと祝福しておられます。

 そして世の中がいかに乱れていても、正法をそしるものがいても法華経を信ずる人に限っては必ず仏に成ると、お経に説かれていることを大聖人さまはお示しになられ、世の中が治まるか、乱れるかは、法華経を用いるか否かによるのだと述べられると共に、さらに進んで、法華経を信ずる人はいうまでもなく、法華経をそしる人もそれが縁となって、ついには法華経によって成仏できるのだと、法華経の有難さを説いておられるのです。

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