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日蓮大聖人のおことば 布教誌『宝塔』に連載中の「日蓮大聖人聖訓カレンダー解説」より

法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり

解説:学林教授・大久保  本修寺住職 田中 靖隆

法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり

 「法華経というものは、一切衆生を仏にする不思議な力のそなわっているお経です」

 ご先祖のしょうりょうが帰ってくる八月のご聖句は、千葉の曾谷教信氏へてた『法蓮鈔』からの一文です。法蓮というのは、大聖人が教信氏へ与えられた法名です。

 法蓮上人は父親の死後、毎日欠かさず法華経寿量品の中のというお経を読み、追善にくしました。大聖人は、法華経は仏教の最要、人で言えばこつずいであり、その中の一番大切なのが寿量品であって、その意味をまとめた自我偈は法華経のたましいであると仰せです。

 また「自我偈は五百十字あります。これを読むと口から黄金の文字が五百十字出て、日輪とへんして世界を照らし、亡父のところへ行って救ってくださいます。お父上の霊は非常に喜んで、自分の息子によって仏の世界へ導かれ、これほどがたいことはないと言って、我が子法蓮を拝まれるでありましょう」と述べられました。

 法華経は「こうきょう」とも呼ばれ、親孝行を説いています。この親とは、実際の親ばかりではありません。この世の生きているもの全てを親と考え、孝行することで仏になれると説いています。そしてお釈迦さまは自分一人で悟りを開こうとお考えになっていません。法華経を信じる人には誰にでもそのどくをお譲りになられます。

 今年もお盆が参ります。亡きご先祖が一年に一度帰省される大切な「孝行」の時です。感謝の気持ちで迎えておもてなしをし、たくさんのお題目の功徳をお土産にお帰りいただきたいと思います。

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